MaEmです。春M3お疲れ様でした、楽曲レビューその2です。
ん？今もう6月の末？M3なんてとっくに終わってるって？うるせえ良いんだよ。いい音楽っていうのはいつどんな状況で聴いても良いんじゃい。
ついでに言うと、今回紹介するのはM3 で購入したサークルじゃないしそもそも音楽サークルと言って良いのかも果てしなく微妙です。そういう細かいこと気にしないから素敵な音楽聴かせてくれ！って人は続きをどうぞ
ふわふわ睡眠系Vtuber、somuniaちゃん
というわけで、今回紹介するのはこちら！
somunia roomです！
MaEmは不覚にも告知を見逃してました
音楽サークル紹介する企画の第二弾がサークルじゃなくてVtuberさんってもう既に企画が完全に破綻してる感ありますが、続けていこうと思います。
公式チャンネル：somunia room
twitter:@she_is_wired
” インターネットにある何処かの部屋にいます。
歌ったり、生活の記録用に動画を撮影したり。
I’m virtual girl. #somunia “
※公式チャンネルより引用
歌を歌うVtuberって最近増えてきたよね
Youtuber界隈の元締め親分ことキズナアイさんとトラックメーカーのNorさんのタッグで出た「Hello,Morning」や
そのキズナアイを親分と呼び慕う輝夜月ちゃんの電子ドラッグ耳から摂取する新型のエナジードリンク、「Beyond the Moon」
など、Vtuberがボーカルで歌を歌ってるという流れが最近結構来ています。
とはいっても、Vtuberの人たちの本職？って基本的にはゲーム実況だったりとか、カップ焼きそばのCMだったりとか、あいさつキメてみたとか、そういうのがメインなわけですよ。全部輝夜月ちゃんだって？いいじゃん好きなんだよ
で、今回ご紹介いたしますsomuniaちゃんの場合ですが、2019年6月現在の動画投稿数が25本。そしてその中で歌を歌っている動画が20本。打率で行ったら八割が歌の動画です。
要するに、歌に特化したVtuberチャンネルという事ですね。ちなみに残りの5本の動画に関しては自己紹介や質問への返答コーナーです。この辺はVtuberっぽい。
楽曲はFuture bass系がメインです
Future bassとは何ぞや？と聞かれてもまあ正直MaEmとしてもコメントに困るわけなんですけども。そもそも音楽のカテゴリ分けってそんなに意味あるか？というのがMaEmの主張です。
その曲作った人が「これは○○というジャンルの曲だ！」と言い張ればそのジャンルになるし、曲聴いた人たちが「これは多分○○だ！」と思えばそのジャンルに結構なっちゃったりするんですよ。
一応Futurebassの定義としては独特のサンプリング音や太めのシンセベースにキラキラ系のメロディを乗っけて、180前後の速いBPMなんて事になってるらしいですが、この辺の定義に当てはまらないFuturebassも結構あるので、まあその辺は割とあいまいです。
有名どころだとトラックメーカーのYunomiさんやAiobahnさん、PSYQUIさんなんかが最近は有名ですね。前者二名に関しては、実際に質問コーナーで「気になるアーティストはいますか？」という質問のアンサーとして挙がっていました。この辺の楽曲が好きだという人は、きっとハマるんじゃないかと思います。
MaEm一押しの楽曲をピックアップ！
どれもこれもMaEmの耳に激しくぶっ刺さったわけで、全曲語っていきたいくらいなんですがさすがにそこまでの体力が無いので今回は中でも特に気に入った3曲に絞ってご紹介したいと思います。
ではまず一曲目、twinkle night feat. somunia
ネコとワニとVtuber、知らないとよくわからん組み合わせですね。ネコがnyankobrqさん、ワニがyacaさん、それとsomniaちゃんの3人で歌ってる楽曲です。これぞFutureBassという感じに仕上がっていますね。
歌詞の方も素敵です。
君と過ごす夜 少しアーバン
処理速度高速 私から 送るデータは膨大
「無理、受け取れない」 とか
ダメだよ！ 愛してtwinkle night
というイントロから始まるのですが、儚げな感じのボーカルと都会的な感じの歌詞が相まって、何というかこうアーバンといいますか。深夜二時の首都高とか、高層ビルの合間を縫って走りながら聴きたくなってきます。MaEmがン十年栃木県民だったので、こういう都会的なサウンド大好きになっちゃっています。
それでは二曲目行ってみましょう、Connected World
サムネイルの時点で皆さんお気づきかもしれませんが、PVが白黒です。ゲームボーイ（カラーじゃないよ）的なドット絵とADVゲームのUIみたいな感じで動画が進んでいきます。
歌詞の方もNow loading…とか、0と1君と僕とか、ねぇ早くスタートボタンを押してよとか。ゲームチックな感じが多々します。
実は一番最初に聴いたのがこの曲だったのですが、「おっ、何かすげーいいセンスのトラックメーカーが出てきたな……えっ、Vtuberなの！？」と驚いたもんです。
そして三曲目、チャイナアドバイス
上の二曲はオリジナル曲ですが、こちらは「相対性理論」の曲のカバーになっています。輪るピングドラムとか皆さん知ってますか？あのアニメの前期後期のOP歌っていたやくしまるえつこさんがボーカルやってるバンドの曲です。
実はMaEm原曲の時点で相対性理論大好きなんですが、原曲のボーカルの感じとsomuniaちゃんの声質とのマッチングがお見事！カバー曲って本当はあんまり好きじゃないんですけども、これに関しては組み合わせがバッチリすぎて驚いたぐらいです。相対性理論聴いたことある人は、是非とも聴きにいってみてください。
他に一視聴者としてカバー曲のリクエスト上げるとしたら、MEGAREXのメンバーMameyudoufuさんの初期作品、「あわ」なんか合うんじゃないかと思います。歌詞の感じも彼女にピッタリなのではないでしょうか？
今回ご紹介するのは以上の三曲になりますが、どれ聴いてもハズレが無いのでちょっと皆さん聴きに行ってみてくださいよ。
不穏だぞ、自己紹介
先述の通り、基本的には歌がメインのチャンネルではありますが、その他にも自己紹介動画なんかも上がっています。
Vtuberというカテゴリで活動している以上、世界観が何かしらあってそれに基づいた曲を歌っているというのは視聴者側としても入り込めて素晴らしいアイデアなんじゃないかと思います。
ただね、
その自己紹介の内容がメッチャクチャ不穏なんですよね。
今現在あがっている自己紹介や質問回答なんかをざっくりまとめると
動画内にちょくちょくノイズが乗る、最初は自分の名前が分からなかった、動画を撮影している部屋から出たことがない、その部屋の中にはベッドとパソコンと撮影機材があるだけ、膝に貼られた意味深すぎる絆創膏、昔は色々覚えていたけど段々思い出せなくなってきた、食事はとらない（けどラーメンは好きらしい）
うん、何だこの意味深すぎるワードは
部屋にあった撮影機材で動画は撮っているとの事ですが、自分で録画終了ボタンを押して止めているような描写が無かったり、部屋についている窓から外の景色くらい見えそうなものなのに真っ白だったり、黒電話があるのに電話線が繋がってない（後ろに隠れてるだけかも）とか。
よく言えば考察のし甲斐がある、悪く言えば明るいのに物凄くダークな、不自然な感じがする動画です。
メタ的な視点に行くと、Youtubeというコンテンツをやっていく上でこれは物凄く良く練られている。断片的に本人から語られる情報と、歌っている曲の歌詞と。これら二つを踏まえて改めて見ていくことで視聴者は深くこのコンテンツに入り込んでいくことができるという仕掛けになっています。
自己紹介動画見た後で改めてConnected World聴いてみてくださいよ。可愛らしいサウンドと裏腹に、何かこう釈然としないというかゾワっとするというか、切なくなるというか。そういった気分を味わえることを保証します。これもある種のエモさか(感情を揺さぶられる、という意味の方ね）。
このサイトも一応小説連載がメインですのでね、遊びに来てくれている方はそういう考察とか好きな人が多いんじゃないでしょうか？楽曲自体も素敵ですが、Vtuberというコンテンツとしての完成度も非常に高く仕上がっています。
この先どういう展開になっていくかは現状分かりませんが、発展の非常に楽しみなVtuberと言えるでしょう。
気に入った方は是非ともYoutubeのチャンネル登録と、Twitterのフォローしてみてください。
はい、Twitter開いて違和感覚えたそこの君
TwitterIDよく見てください。
@she_is_wired
MaEmの学生時代の英語の成績はかなり壊滅的だったのでGoogleに頼りましょう。
wired:針金で補強した、有線の
などの意味があるそうです。まあVtuberというコンテンツの性質を考えると、有線が正解でしょうか？じゃあ現在形のwireも見てみますかね。
wire:針金、ケーブル、金網
金網
……えーっとですね、改めて言いますがMaEmの学生時代の英語の成績はかなり悲惨でした。だから多分この金網っていうのは間違ってるんじゃないかと思うんですよ。うん、きっとそうだ。
あと、個人的な主義主張として女の子にはハッピーエンドを迎えてもらいたい。不穏が過ぎるわけですが、somuniaちゃんには是非とも幸せになってもらいたいと思うMaEmなのでした。
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この筋肉ムキムキマッチョマンの変態は誰なんだって？ミスターアンチェイン
Youtubeも良いけどCD欲しくなったんだが
残念ながら現在は物理版のCD等は販売していないそうです。iTunesや公式サイトでダウンロード販売はしているので、気になる方はこちらをどうぞ。以上！
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