//大型連休に安全運転するちょっとしたコツ 車両感覚編

自動車
sdr
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大型連休中と言ったな?ごめんなさい気が付いたら前に書いたときから二ヶ月くらい経ってました。まあ連休中に限らず、平日だって安全運転は大事ですからね。

さて、今回は車両感覚について。とくにバック駐車が苦手な人や教習所のS字クランクなんかに苦戦してる人にお送りする内容です。かくいう私MaEmも教習所時代にS字はかなり苦戦したクチです。ですが免許取ってもう4年ほど、今では物理的に侵入できる道ならば大抵の道は走れるようになっていますのでね。

というわけで、今回は車両感覚を掴んで狭い道でも快適に走ってやろうというお話です。

注意:ここに書いてある内容を真似して公道を走行し、怪我や死亡事故、車両の損傷などがあってもMaEmは一切責任を負う事が出来ません。あくまで参考程度に、読んでもよく理解できなかったことは実践しないことをオススメします。

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フォロワーさんとの会話で

MaEmがこの名義で活動始めた初期の頃に知り合った「ろかたん」さんという方がいます。

この方はMaEmと同期で社会人デビューした一年目で営業職だとの事なのですが、営業という事は当然車に乗っていろいろな所に営業に行くわけですよ。

そんなろかたんさんですが、運転についてどうも苦手意識があるようでして

そりゃあMaEmだって別にプロドライバーと言うわけじゃありませんし、「教えてやるぜ」なんて事を言うつもりはございません。

しかし、これでも魔境・栃木県で免許取得したこの私。大学四年間雨の日も雪の日も走り込んできました。少しは運転に自信はあります。卒業研究だって燃費関係選択して、色々な所走り込んできたんだぜ?

ちなみにろかたんさん、「セミリタイア」をテーマにブログ書いています。MaEmは仕事するのは別に嫌いではありませんが、お金がもらえるから働いてるのであって働かずにお金がもらえるならそっちの方が良いと考えてるタイプの人間であります。そういう人は是非とも覗いてみてください。

車に乗る前に確認する場所・前輪編

意外と運転初心者が確認できていないんじゃないか?と思う場所、それが「タイヤの位置」です。というわけでご用意しました、お久しぶりのMaEm号です。

いやー青い空と白い雲に黄色いボディがよく映える。世界一カッコいい我が愛馬でございます。まあ諸説あるとは思いますけども。みんな自分の車が一番かわいいよね。

さて、では次にドアを開けて乗り込んでみましょう。

……うん、絵心についてはあんまり突っ込まないでやってくれないかな。良いじゃないの、手と脚があって人間が乗ってることが伝わればそれで。

まあそういうわけで、人間が乗り込みました。では、この脚に注目したうえで次の画像をご覧ください

脚に延長線の矢印を書いてみました。おわかりでしょうかね?人間の脚の伸びたラインの先に、ちょうど前輪があるんですよ。これを今日知ったそこのアナタ、おめでとうございます。人馬一体ならぬ人車一体に一歩近づきました。車と人間を切り離して考えてるから車両感覚がつかみにくいのであって、自分の脚を伸ばした先にあるってことがわかってれば感覚が掴みやすいんじゃないですか?

まあ、このパターンが当てはまらない車種というのもまあ一定数無くは無いです。そのパターンに当てはまる代表的な車種が、現場仕事からょぅι゛ょ誘拐まで幅広く使えるトヨタの誇る大型自動車、ハイエースです。これはドライバーのお尻の下より若干前くらいに前輪があります。そのため慣れるまでは若干癖があるかも。

とは言っても、視点が高く重量物を積むことも想定しているので加減速性能も良好。サイズがデカいので慣れるまでは怖いかもしれませんが、見た目よりは遥かに運転しやすい車です。乗る機会があれば是非とも試してみてください。

車に乗る前に確認する場所・後輪編

さて、前輪の位置は把握できましたね?前とくれば当然後ろ。実はこれ、前輪以上に簡単です。知ってるか知らないかの違いだけ。

前輪の位置は足の伸びた先のラインをドライバーが自分で想像しなければなりませんが、後輪の位置は実は目視できるんですよ。

ハイそこ、後ろ振りむかない。窓ガラスに顔面ぶつけて怪我します。

後ろじゃなくて10度くらい右を見ましょう。

ね?ちゃんと見えてるんですよ。正確に言うとタイヤではなく、タイヤハウスの部分ですがここだけ見えれば十分です。左側も同様、後輪の位置って簡単に目視できるんです。

でも慣れてないドライバーというのは、これに案外気が付かない。というのも、前を見るのに精一杯でとても横だの後だの見ているような余裕なんて無いんですよね。サッとミラーを見て後ろの状況を一瞬で認識できるようになる訓練をしてみましょう。

後ろに気を配れるようになると、煽られることが減る(煽られてもすぐに気が付いて道を開けられる)ようになるので更に運転に余裕ができます。運転で余裕をなくす人って結構そういう所で悪循環起こしてるのよ。

え?「後輪なんて見えねえよ」って?まあ車種にもよりますけどね、最近の車は便利ですね

こういうものがハンドルの横あたりに付いてたりしません?こいつで上下左右にミラーの向きをグネグネ変えられます。良い時代になったもんだ。

もちろん車種によっては付いてないこともありますし、「こんなモンに頼らなきゃ運転できないような奴は最初から運転するな」という意見ももっともだとは思います。

もう良いじゃないですかそういうの。便利な機能や道具、有るなら使っちゃいましょ?今令和元年よ?科学の力に頼ろうぜ?(まあこの車7年くらい前の奴だけど)

ちなみにミラーの調節ですが、左右は後輪が最低限チラっと映るくらい。上下はなるべく遠くが見えるようにしておくのがポイントです。後輪が見えるのは便利ですけど、あくまでサイドミラーの仕事は後ろを見る事です。

バック駐車してみよう

前後のタイヤの位置をしっかり確認したら、次はいよいよ実際にバック駐車をやってみましょう。

まずは駐車したい位置を見極めます。個人差はあると思いますが、MaEmとしては前進しながら左側に入れるのほうが右に入れるより簡単だと思います。この辺りは好みですかね。まずはやりやすいほうで練習してみてください。

状況としては、この赤線の間に駐車しようとしている状況です。だから絵心に関しては言ってくれるな。伝われば良いんじゃい。

さて、駐車する位置を決めたら前進していきます。どこまで前進するのか?先程前輪の位置は確認しましたね?では、左前輪に意識を集中してみましょう。

前進する場所は「二本目の赤線の延長線と前輪が重なるポイント」です。さっき前輪の位置しっかりとチェックしていれば楽勝ですね?実際に運転席側から左を見ると、こんな感じです。

少しわかりにくいですが、左前輪と二本目のラインが重なっている状態です。

また、この時のポイントとして駐車場と車体を直角に持ってきておくこと、駐車する場所になるべく幅寄せしておくことがポイントです。

ここまで持ってこられたら、慣れるまではここで一度完全に停止しちゃった方が楽かもしれません。

次に、前進しながら思いっきり右にハンドルを切りましょう。

後輪の感覚、覚えてますか?覚えてなくても左のサイドミラー見ればバッチリ写ってるでしょ?その左後輪が後ろのラインが重なる位置まで前進しましょう。この位置が重なった時に、車体が斜め45°になってることを意識してみてください。

この写真だと若干角度が浅い&奥に行きすぎた感じがしますが、多少なら十分修正が利きます。要は枠線の中に入りゃいいんですよ。ここまできたら、また一時停止しましょう。

後輪が入りさえすれば前輪は勝手に入る

教習所で「内輪差」というワード、習いましたね?え、座学の時間寝てた?そういう人はググってください。要するに、前輪より後輪の方が内側を通るラインを描くというアレです。

教習所でコレを教える際には「内輪差というものがある。だから曲がるとき後輪が思ったより内側に行きやすい。だからそこで他の歩行者などを引っ掛ける事故を起こさないようにしましょう」
と、何だかものすごくネガティブな教え方するんですよね。

使いこなしてやろうじゃないですか、内輪差。

教習所で教える内輪差というのは、前進している時の話です。では今回のバック駐車のような時はどうなのか?これが逆になるんですね。つまり、後輪の外側を前輪が通る。

さて、ここで先程左後輪と二本目のラインを合わせた理由が出てきます。左のミラーを見つつ、「左ラインの先っちょを左後輪で踏む」ことを意識しながらバックしてみましょう。左後輪がラインを踏んでいるという事は、左前輪はかなり余裕をもって枠の中に入れることができるはずです。

この場合、問題になるのはむしろ右前輪です。右側にはみ出しやすいという人は、おそらくバックする時に左にハンドルを切るのが遅いです。一度限界まで左ハンドルを切り、戻す方で調節する。というのがMaEmとしてはやり易いのではないかと思います。

あとは、これも右ミラーを注視しちゃうというのもポイント。右後輪が右ラインを踏んだ瞬間に車体をラインと平行になるようにする。これを意識するのもいいかもしれません。右後輪より右前輪が内側通るんだから、そこさえ注意しておけば絶対はみ出さないというわけです。

まとめると

1、「左前輪」を意識しながら前進、二本目のラインに合わせる
2、一時停止
3、「左後輪」を意識しながらハンドルを「右」に切りつつ前進。二本目のラインに合わせる

~~~~~ここまで前進~~~~~

4、一時停止してリバースに入れる
5、「左後輪」「二本目のライン」を意識しながらバック。この二つが重なるポイントを見極める
6、重なったら思いっきり左にハンドルを切る
7、「右後輪」を意識しながら「一本目のライン」の真ん中あたりを踏むようにハンドルを調整
8、「右前輪」を意識しつつ、両方のサイドミラーを見て二つのラインと平行になるように駐車
9、運転お疲れ様でした

と、長々と書きましたが「左前」「左後ろ」「右後ろ」「右前」の順番に意識していけばいいだけです。

結局、知ってるか知らないかだけのハナシ

「車両感覚」なんてワードがそもそもあんまりよろしくないんじゃないか?と実はMaEmは思っています。このワードってなんだか、「車の運転にはそういう感覚やセンスが一番重要である」みたいな感じしませんか?

自動車というのは工業製品です。気合いやセンスでは動きません。理屈の通りに動きます。

どこに着目するか、どこを意識するか、そういった事を知ってるだけで運転に余裕が出来てきます。

そして、運転に余裕が出来れば周りの危険にも気が付くようになり、更に良い方に傾いていく。というわけです。余裕が出来たからと言って運転中にスマホ弄ったりするなよ!?MaEm教官との約束だぞ?

とは言っても、今回書いたことをいきなり実戦で試してみようとしてもテンパっちゃうのではないかとおもいます。かのネイキッドスネークもジャム起こしたオセロットに「聞きかじっただけの行為を実戦で試すもんじゃない」とお説教しています。まずは広くて安全な場所で、できれば運転経験の豊富な人に横についてもらって練習してください。

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MaEm

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