旧時代に用いられていた内燃機関を利用した自動車が世間からほとんど姿を消して久しい。現在主流となっているのは完全に電動モーターを利用して走行する車両である。一方、地砦外の調査を任務とする車両に関しては電動モーター以外に内燃機関を搭載したハイブリット車両となっている。
これは各家庭・軍部・第玖地砦内に点在する充電施設を使用して充電を行うもので、一般的な車両では一度の充電でおおよそ200kmの走行が可能である。
一方、内燃機関を利用した自動車は燃料となるガソリンの供給が非常に不安定であること、運良く地砦外で燃料を入手することに成功したとしても、腐敗しているなどその品質が安定しないことから殆ど見られない。
第玖地砦付近で新たに油田が見つかっていない事から、高品質なガソリンは非常に貴重となっており発見された場合には厳重な保管処置が行われる。保管されたガソリンは、地砦外の調査任務など外部での電源供給が難しい車両に搭載し、バッテリー不調時などのバックアップとして使用される。
//一度の充電で200kmの走行というのは短いような気もする。(現に2017年時点で航続1000kmは達成されている)しかし、第玖地砦自体がさほど広くない事と充電施設の数からさほどの問題にはなっていない。燃料は一般的な携行缶に入れての保管期間がおよそ半年とされている。なお、灯油を入れるのに使うポリタンクに入れるのは危険なので絶対にやめましょう
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