//カクヨム収益化プログラムというのが来るらしい

小説
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4/1から新社会人、新元号出たけどそれとは全く関係ない内容のブログを書くMaEmです。

まあとりあえずタイトル通りなんだが時代が俺に追いついた……?

まずは初めに皆様こいつを読んでみてください。インターネットで小説読もう、もしくは書こうとしている方ならほぼ間違いなく知っているサイトだとは思いますが、インターネット小説投稿サイトの最大手の一角と言っても良いカクヨムが新たな取り組みというのを始めたそうです。

内容は各自読んでいただくとして、ざっくり要約すると「書籍化の印税以外でも作者にお金が入るようなプログラムを始めますよ」っていう内容です。

MaEmがこのサイト始めた理由っていうのが、脳内に大量に書き溜めた妄想をアウトプットする場所が欲しかったというのが一つ、趣味で書いた小説で「書籍化以外の方法で」お金を稼いでやろうと思ったのが一つです。そう思って構想から約3か月、ようやっと少しずつ形になってきたところで大御所カクヨム様がこういう企画出してくるというのは正直なところ、横からいきなりぶん殴られたような気分。全くの予想外でした。かと言って反撃しようと真正面からブチ当たったとして、俺みたいな駆け出し兼業小説家なんて鼻息一つでふっとっばされそうです。

日本人って小さいヒーロー大好きだよね

昔話の一寸法師とかさ、武器一つ担いで巨大なモンスターをハンターする大ヒットゲームとかさ、日本人って弱いと思っていた奴が知恵をひねって強大な敵を倒す話が好きな民族のような気がするんですけれどもどうでしょうか

もしですけれども、こういう大御所が動いた土俵で一万円前後のお金が動いている中でMaEmが颯爽と専業作家で食っていけるくらいの収入手に入れてたらカッコイイよね。それを見た他の人が俺も俺もと続いて小説書いてくれたりしたら嬉しいよね。

じゃあどうやって巨大モンスター倒すよ

小さい奴が「知恵と勇気を振り絞って」デカいモンスター倒すから読者はカタルシスを感じるわけです。じゃあ知恵を絞りましょう。まずは昔からのセオリー、敵を知り味方を知れば百戦危うからず。とりあえずは敵から知りましょう

©KADOKAWA

カクヨムの収益化プログラムはどうやら二つの収益モデルを想定しているようです。順番が前後しますが、まずは2から。読者お金を払うと作者に直接入る、いわゆる投げ銭形式ですね。ひょっとするとお金を入れることでクラウドファンディングのリターンみたいな形で、例えば限定で設定資料集をプレゼントとかサイン入り物理書籍版プレゼントとかやったら面白いかもしれません。

続いて1番目、これはMaEmも今現在やっていることですね。作中に広告を貼ってその広告費を企業側から手に入れるという方法です。MaEmが勝つとしたら、ここを突いていくのがよさそう。

今回の発表の中には” 小説の始まる前や読み終わった後など、なるべく読書の邪魔にならない箇所に広告を掲載して、その表示回数や貢献度などに応じて作者の方へ広告売上をお渡しするような形を想定しています。 ”とあるのですが、広告はどうやら読書の邪魔にならない箇所に掲載されるようです。一方bluebloodの場合ですが、チャプター1-1を見てみてください。ちょうど真ん中あたり、思いっきり広告貼ってますがな。まあ邪魔っちゃあ邪魔です。滅茶苦茶読書の邪魔しています。

ですが、肝心の広告の内容。これが作中で登場人物が聴いている曲のCDなんです。こういう事の自由度で行ったら、たぶんMaEmでもカクヨムに勝てます。別にこの曲の作者からお金貰ってるわけじゃ無いよ、MaEmがこの曲好きだから使っただけです。なんならこのバンドもう解散してるし。

他にも、作中で車が出てきたらその車種のミニカー貼ってみたり、食事していたら食べてるものを実際に紹介したり、こういう事が個人なら好きにできるわけです。一方カクヨムだと、カドカワという大企業がバックについている都合上、色々なしがらみが生じてきます。多分行動ターゲティング広告(最近ググったものがよく広告で出てくるアレ、エロサイトばっか見てる男子中学生が他のサイト見てもエッチなのばっかになる奴ね)になるかカドカワの関連企業のみの広告になるでしょう。

ある種のメタ描写ともいえるかもしれませんが、広告も上手く利用する小説、なんて面白いんじゃないですか?読書してる途中にいきなり広告入ってきたら普通はうっとうしいと思いますが、それを逆手にとって世界観を深めるスパイスに出来たら、という風に考えています。

実際のところの今後の展開は?

さて、ここまでMaEm対カクヨムみたいな感じで書いてきましたが、別に対立してやろうなんてつもりではありません。恐竜対ミジンコレベルで地力が違いすぎますのでね、正面からどうこうしてやるなんてつもりはこれっぽっちもございません。

しかし、このプロジェクトの行く末というのが気になるのは確かです。出版業界を根底から揺るがすようなものになるのか、鳴かず飛ばずに終わるのか、あるいはMaEmがカクヨムで書き始めるのか、現時点では何とも言えません。

ですが、プロ以外が小説を書き、書籍化以外の方法でお金を稼げるようになるというのは夢があっていいじゃないですか。どっちに転がるにしても、非常に結末が楽しみであります。

俺も小説書いてガッポリお金欲しいんだが?

とりあえず書いてみない事には始まらんぞとりあえず教科書的なのを買え(と言いながらさっそく広告を貼る)

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おしまい!
MaEm

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